仕上げ状態
仕上げの指定が各種製品により異なり、その都度確認が必要、作業工数・時間がかかり、仕上げの条件が定量化されてないため感覚的な判断であった。
仕上げ状態を粗さ測定器で測定し定量化、ランク付けを行うことで、作業時間の短縮と、安定した供給が可能となった。
見える化、定量化
金型寿命の向上と稼働率アップ
カット刃交換期間が短い為ラインが止まり、満足な稼働率にならない(60%程度)。
温度変化による
・金型膨張し位置ずれ
・金型ガイド機構の変位
でカット刃が消耗する。
・温度上昇による膨張の許容範囲を確認、カット刃の低膨張材を選定。
・プレス型の構造を見直し、冷却効果をアップした。
カット刃交換時期が延びたことで、要求稼働率を達成。
メンテナンス性向上
切削による仕上げ加工
通常の加工では不可能な仕上げ加工レベルを要求。通常の切削加工では、必ずツールマークが生じてしまう。
エンドミルの非定常的な使用を試みた。エンドミルの刃を故意的に潰し、逆回転で加工した。
顧客要求レベルを達成。
発想力、工夫